内藤科学技術振興財団 研究助成に採択

研究申請「機械学習に基づくネットワーク型侵入検知システム向け分散処理フレームワークの実用性評価」が,内藤科学技術振興財団 研究助成に採択されました.

インターネットを通じたサイバー攻撃の脅威からサーバやネットワークを守るために,ネットワーク型侵入検知システム(NIDS)が用いられます. しかし,従来多く用いられてきたシグネチャ型のNIDSは,未知の攻撃に対する検知率が悪いという欠点がありました. この問題に対して,機械学習技術をNIDSに活用することで未知の攻撃も検知できるように,NIDSを改良するという試みが多く行われています. これらの技術を実環境に導入する際には,処理能力や長期間の運用における安定性なども考慮が必要ですが,これらの観点の評価はほとんど行われていません. 本研究課題では,機械学習に基づく機械学習に基づくネットワーク型侵入検知システムの実用性を様々な側面から評価することで,この問題の解決を目指します.

中村 純哉
中村 純哉
准教授

研究室主催者(PI)